CT検査
CT検査の特徴
CT検査には以下のような特徴があります
- X線を使って体内の断層像を撮影するコンピュータ画像診断法です。
- 断層を薄くすることで小さな病変も検査可能です。
- 立体画像を作成することができ、病変部位の位置をわかりやすくみることができます。
CT検査の流れ
- 受付
検査予約は、外来または病棟で行ないます。
検査当日は、直接CT受付においでいただき、下図のかごに検査予約票を入れてお待ち下さい。
本人確認のため、「受付票」をご用意ください。検査室入室の際にお預かりいたします。
撮影部位、検査方法等により、7番または9番で撮影をおこないます。
- 検査
検査台に寝て、安静にしてなるべく動かないでいただきます。
ドーム型の機械の中に入って検査します。
検査部位によっては、息を止めて検査する場合があります。
検査時間は、おおよそ5~10分程度です。
造影剤を注射して検査をすることがあります。
- 検査終了
検査結果は、放射線科医が診断し、主治医から説明があります。
CT検査についての注意
- 検査予約票にある問診票のご記入をお願いします。
- ペースメーカー、または、植え込み型除細動器を使用されている方は、検査できない場合があります。
- 妊娠している方やその可能性のある方は、検査に制限がある場合があります。あらかじめお申し出下さい。
お願い
- 検査する部位の使い捨てカイロ、金属類、貼り薬等をはずしていただきます。
- 持続血糖測定器は検査前に取り外していただきます。
- 検査部位や検査内容、患者さんの状況により、予約時間どおりに検査できない場合もあります。あらかじめご了承ください。
- 予約日時に来院できない場合は、なるべく早めにご連絡ください。
CTの造影剤について(造影剤使用の同意書が必要です)
- 正常組織と病巣部の間でコントラストを増強します。
- 造影剤が時間的にどの様に流れるかにより、病変部位の質的診断を行うことができます。
- 注射は、静脈に注射します。
- まれに注射後に副作用がでる場合があります。以前にそのようなことがあったかどうかを問診させていただきます。
- お風呂は普通に入っていただいてかまいません。日常生活等で制限していただく事もありません。
- 腎機能が低下していたり、服用されている糖尿病薬の種類によって造影剤を使用できない場合があります。