中央手術部
患者さんおよび家族の方々に安心感と満足を実感していただけるように、「頼りになり、思いやりがあり、やさしい、安全な手術ができる手術部」を目指しています。
手術部長 谷川 俊貴
基本方針
- 患者さんの安全確保に留意し、健康回復を目指す
- 手術機器・材料の管理を確実に行い、手術が安全かつ円滑に行えるように手術環境を維持する
目標
- 良質ながん医療を提供するために必要な機能を整える
- 患者さんが安心して手術を受けられる体制を整える
- 連携を密にし、手術室を効率よく運営する
- 感染対策や無駄の削減に取りくむ
- 「手術医学」に関する研究を行う
中央手術部会議
毎月第一金曜日に定期的に開催し、手術部セーフティーマネージメントの報告と対策についての検討、各科に共通する諸問題を議題に取り上げ一つひとつ解決する事を目指しています。構成員は手術部長、各科代表医師、手術部看護師長、看護スタッフなど16名です。
スタッフの紹介
常勤麻酔医6名 看護師24名(看護師長1名含む)、臨床工学士3名、看護助手3名、クラーク2名
手術看護認定看護師
手術看護認定看護師の穴沢です。
私の役割は、最新の根拠に基づき、手術侵襲を最小限にし、二次的合併症を予防するための安全管理を行うことです。患者さんが最良の状態で手術を受けていただき、「この病院で手術をしてよかった」と満足していただける手術環境を整えています。私たち看護師は患者さんの心の支えとなり、患者さんの立場に立ち、安心して手術を受け回復されるよう支援いたします。
実際の手術の流れに沿って紹介します。
当院の中央手術部です
3階の手術室の入り口(左)と手術室受付(右)です。病棟看護師、家族とともに原則的に歩いてこちらまで来ていただきます。患者さんと病棟看護師は手術室へ入ります。ここで手術室看護師が患者さんの名前、診療科名、手術部位の確認をリストバンドとともに行います。
手術室への入室
実際に手術が行われる手術室に入ります。手術室は全部で8室あります。
麻酔の準備をします。
手術室に入ると、心電図や血圧計など、手術中に使用するモニターをつけます。腕から点滴をします。点滴は病室からおこなってくることもあります。
準備が整いましたら麻酔を行います。麻酔は手術の内容により全身麻酔、硬膜外麻酔、脊椎くも膜下麻酔、局所麻酔、静脈麻酔などがあります。麻酔については前もって病棟で麻酔医より説明があります。
麻酔がかかったら、いよいよ手術が始まります。
安心して任せて下さい!
麻酔からさめたら、病室へ
手術が終わり、麻酔がさめてから病室へ移動します。帰りは病棟看護師が迎えに来ます。
手術中の状態などを病棟看護師に伝えます。ごくろうさまでした!
尚、手術前日までに病棟を訪問し、ご挨拶と説明をいたしますので質問や気になる事など、お気軽に問い合わせください。