胃がん検診

胃がん検診とは

日本での胃がん検診は老人保険法が制定された1982年から実施されており、この検診によって日本人の胃がん死亡を確実に減少させることが証明された大変有効な検診です。

胃がん検診の方法

その方法は一次検診として健診やドックの胃の間接や直接X線撮影、消化管内視鏡をお受けになり、少しでも異常がみられた方は、当センター内の中央内視鏡部で精密検診を行っています。一次検診としては、がんにかかりやすい40歳以上の方を対象にして、住民検診(車検診)、職域検診、住民健康審査(施設検診)、人間ドックなどがあります。


検診で見つかった胃がんの大半は無症状で早期に発見される率が高く1992年から1995年までの胃がんの36%が検診で見つかっており、術後の5年後には86%の方が治っており、検診以外で発見された胃がんの56%を大きく上回っております。


上部消化管内視鏡検査は、当センター2階の中央内視鏡部で行っています。

検査の方法は上部消化管内視鏡検査の項をお開き下さい。