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新潟県がん診療連携協議会
新潟県がん診療連携協議会会長あいさつ
人口動態統計によると、国内では2022年に38万人以上の方が、がんのために亡くなっています。これは全死亡数の約1/4であり、がんは、男女ともに死亡原因の第一位を占めています。人口高齢化などに伴い、従来にも増して多様なサポートを必要とするがん患者さんが増えている一方で、がん診療の技術は早いスピードで進化しています。
国の第4期がん対策推進基本計画において、全体目標は、「誰一人取り残さないがん対策を推進し、すべての国民とがんの克服を目指す。」とされています。その中では、がん予防、がん医療、がんとの共生の3つの分野でさまざまな項目が取り上げられています。(第4期がん対策推進基本計画について)
新潟県においては、2008年に新潟県がん対策推進計画が策定され、新潟県がん診療連携協議会が設置されました。当協議会は、新潟県立がんセンター新潟病院をはじめとする県内のがん診療連携拠点病院等と、新潟県医師会、同歯科医師会、同薬剤師会、同看護協会、患者会、新潟県福祉保健部から構成されています。がん登録、研修教育、情報連携、緩和ケア、医科歯科連携の各部会において、県内のがん診療病院の連携体制を強化し、がん診療の充実を図り、その均てん化を進めています。
新潟県がん診療連携協議会での活動状況と協議事項については、下記リンクよりご参照ください。
今後とも、皆様のご理解とともに、ご協力とご指導をお願いいたします。
新潟県がん診療連携協議会 会長
新潟県立がんセンター新潟病院
院長 田中洋史