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皮膚がん: 皮膚がんの早期発見のために
(皮膚がん啓発キャンペーン)
皮膚がんの早期発見のために
皮膚がんは決して多い病気ではなく、全がんに占める割合は大体2~3%です。少ないだけに一般への認知度が低く、とかく見逃されがちです。以前に当院で悪性黒色腫の患者さんに行ったアンケート調査では、そもそも「悪性黒色腫」という病名自体を知っていた人は1割のみでした。しかも、皮膚の異常に気付いていながらも「悪性かもしれない」と思っていた人は半数以下でした。なかなか治りにくい皮膚の異常に気付いた際に、「もしかしたらこれは悪性かもしれない」と疑うことが受診のきっかけとなり、皮膚がんの早期発見につながります。
皮膚の自己検診のすすめ
皮膚は内臓と異なり、自分で観察することができる臓器です。普段から入浴などの際に、鏡を使って全身の皮膚を観察することを習慣づけましょう。見落としがちな外陰部、足のうらなどにも注意が必要です。気になるしみ、いぼ、しこりなどがあれば素人判断はせず、皮膚科へご相談下さい。
皮膚がん啓発キャンペーン
希少がんである皮膚がんの存在を広く知っていただき、早期発見・早期治療に結び付けることを目的に、さまざまな広告媒体を用いた皮膚がん啓発キャンペーン活動を展開しています。
ポスター:ご存じですか? ほくろのがん
2021年12月6日~19日 県内270の郵便局に掲示
新聞:皮膚がん 高齢化背景に増加
新潟日報 2022年5月18日掲載
(新潟日報社提供)
リーフレット:皮膚がん 皮膚にもがんができるの?
県内医療機関、検診施設、保険薬局などに配布