FDG-PET検査について

1度で、ほぼ全身の検査が可能です

この検査は、治療前では病巣の広がりの診断、また治療後では再発診断にとても有用で、1度にほぼ全身のがん検索ができます。


[18F]FDG(フロオロデオキシグルコース)という当院で製造している検査薬を静脈に注射する以外痛みはありません。また、不快感や[18F]FDGによる副作用もほとんどない※ので、安心して検査を受けることができます。


※(平成19年度の報告で、副作用は8万五千人に1人くらい)


1回のPET検査での被ばくは、1年間で自然界から受ける被ばく(2.4mSv)と同じくらいです。そこにCTの被ばく(5~15mSv)が加わります。

しかし、PET-CTも万能ではありません。さらに他の検査が必要になる場合があることをご理解下さい。